料理の主役は食べてくれる人
どんなに立派な料理でも、食べてくれる人が美味しく
感じ無ければ何にもなりません
私の口は人と少し違っています
熱い物は苦手です。 余りにも冷たい物も駄目です
若い頃行きつけのうどん屋さんでは
茹で立ての饂飩に、冷蔵庫に保管してある出汁
もしくは、温める前の出汁を掛けて貰っていました
店員は嫌がりますが
熱い物をふうふうしながら食べると、その内口の中がマヒし
途中から味が解らなくなり、美味しい饂飩が不味く感じます
そんな熱い饂飩より冷たい出汁で冷ました饂飩を
一気にほおばり
口いっぱいに噛みしめて食べるのが好きでした
コーヒーも似た様な物です
喫茶店で飲むコーヒーは、半分まで普通に飲みます
後の半分には、目の前のグラスに入った水を注ぎ入れます
猫舌の私には、水を注ぎ入れてからが美味しく味わうコーヒーです
現在家で飲むコーヒーは
妻がたてたコーヒーは妻は普通に飲み、私の飲むコーヒーは
倍量のお湯で薄めたコーヒーを飲んでいます
お茶の様なコーヒーです
この様に人の口は皆さんバラバラです
私が異端なのかも知れませんが
濃い味が好きな人、薄味が好きな人、脂ぎったのが良い人
目一杯香辛料を使う人、人それぞれです
以前テレビの名店紹介で
有る有名ラーメン店の紹介をしていました
そこの店主は
お客が違った食べ方をすると、わめき散らしていました
そんな食べ方をすると旨くないと大声で
私なんかでは考えられない事を云っています
この方何処かで基礎を間違われた
余りにも有名になり過ぎて天狗に成っちゃった
感じです
私に云わせればこんな不味い料理は有りません
私でしたら、こんな不味い料理初めてです
貴方どんな修業をなさったのと
即座に食べるのを止め、お金を払って帰ります
テレビ局もよくこんな飲食店の放映をするなと思いました
料理は食べて貰ってナンボ
店主よりお金を払って食べてくれる人が偉いんですよ
料理の主役は食べてくれる人
忘れてはなりません
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